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今回は矯正治療を始めるにあたって、多くの患者さまが不安に感じるのが「痛み」についてお話ししていきます。
この記事では、矯正治療でなぜ痛みが生じるのか、その痛みを軽減する方法、そしてマウスピース矯正の特長について詳しくご説明します。


矯正治療の痛みの原因

矯正治療で痛みが生じる主な原因は、歯を支える骨(歯槽骨)にかかる力です。歯が動く過程で起きる炎症反応や神経への刺激が、痛みとして感じられるのです。

ワイヤー矯正の場合、一度に動かす歯の量が大きく、また動かす力も強いことがあるため、痛みが出やすい傾向にあります。一方で、マウスピース矯正は計画的に少しずつ歯を動かすため、痛みを軽減できる治療法として注目されています。ただし、マウスピース矯正であっても、治療計画次第では痛みを感じることがあります。


ワイヤー矯正での痛みを軽減する方法

ワイヤー矯正で痛みを最小限に抑えるには、以下のような工夫が必要です。
ただ患者様側でのできる工夫は少ないのがワイヤー矯正の弱点です。

  • 細いワイヤーを使う:最初は弱い力で歯を動かし、徐々に力を強くしていく。
  • 治療ペースを急がない:治療期間を無理に短縮しようとすると、強い力がかかりやすくなります。

また、患者さま自身で痛みを和らげるためには、鎮痛剤を適切に使用する、柔らかい食事を取る、口腔内を清潔に保つといった方法があります。


マウスピース矯正での痛みを軽減する工夫

マウスピース矯正は治療が始まる前に、最後までの治療計画を作成してしまうので、痛みの出にくい治療計画を立ててくれる歯医者を探すことがが非常に重要です。

  • 痛みの出にくい順序で歯を動かす:動きやすい歯から順番に治療を進めることで、体が矯正力に慣れる時間を作ります。
  • 治療中の調整が可能:痛みが強い場合は、マウスピースの使用時間を調整したり、次のステップへの移行を遅らせることができます。

患者様ができることとしては使用時間を調整するなど、できることは限られていますので、やはり最初から痛みの少ない治療を提供してくれるクリニックを探すのが賢明だと思われます。
西川式マウスピース矯正では光加速装置(PBMオルソヒーリング)を使用し、痛みを軽減させながら治療期間を大幅に短縮することで、患者様の苦痛のある期間そのものを短くしています。


矯正治療における患者さまへのサポート

治療中の不安や痛みを軽減するために以下のケアをしてくれているかも重要です。

  1. 痛みについての十分な説明:痛みが出る可能性があるタイミングや部位を事前にお伝えし、安心して治療に臨んでいただけるよう努めているか。
  2. 柔軟な対応:痛みが強い場合やお困りの際には、迅速に対応し、必要に応じて治療計画の変更を検討してくれるか。
  3. セルフケアの指導:痛みが出た際の対処法や、日常生活での注意点を細かくお伝えしているか。

僕の提供する治療では、患者様と”歯科矯正LINE”を交換させていただき、いつでもお気軽にご質問していただけるよう対応しておりますので、治療開始後も次の来院までの間に疑問や困ったことがあった場合に慌てる必要がありません。


矯正治療の痛みに対する心構え

痛みについての感じ方は個人差がありますが、僕の提供する矯正治療ではほとんどの患者さまが「痛みをほとんど感じなかった」「あっても一時的で我慢できる範囲だった」とおっしゃいます。SNSなどでマウスピースの使用ですごく痛そうな光景をみますが治療計画次第で全く異なる結果になります。

矯正治療は、患者さまの笑顔をより美しくするための大切なプロセスです。痛みの心配を少しでも減らし、安心して治療を受けていただけるよう、全力でサポートいたします。


痛みについての不安が少しでも解消されたでしょうか?西川式マウスピース矯正では患者さま一人ひとりのニーズに合わせた治療計画をご提案し、快適な矯正治療を実現します。どうぞお気軽にご相談ください!